法事で訪れた本家の座布団、子供を寝かせたら大変なことに…!

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田舎の法事に帰った時に、実家だけでなく本家(大伯父宅)で法要が行われたので、一歳の子供を連れて参加しました。

 

お盆はあちこちでそういった集まりがあるので、順番に巡っていく、という感じだったのです。

 

叔父の家は高齢の夫婦だけなので、体力の低下もあり、なかなか手入れが行き届かなくなって…というような話をしていたのですが。
まさか、その余波がこんな形で現れるとは?!ということが起こりました。

一歳の子供が、その日は朝のスタートがいつもより早かったのでぐずるようになり、法要が一段落した時に座布団を借りて昼寝をさせたのですが。
目覚めたら腕や脚に赤い跡がぼこぼこできて、かきむしろうとしたのです。

見覚えのあるその痕はダニにかまれたものでした。

それまでなら、法事など人が集まる前にはお蔵から座布団も全部干して、はたいて埃を落としてカバーをつけて、という準備もしていたはずなのですが。

 


そこまで手入れが出来なくて、とりあえず十分な枚数を出してくるのが精いっぱいだった、というのです。

何か所もダニに刺されていた子供の腕や脚を見て『ごめんね!ごめんね!』と泣きそうな顔で詫びる大伯母に文句など言えるはずもなく。
夫に、すぐに休日診療を探して車を飛ばして連れて行ってくれるように頼んで、私と実家の親たち、そして親戚一同で法要の片づけを兼ねて大掃除をすることになりました。

 

 

座布団については、天気が良かったこともあって外で干して叩き、掃除機をかけてすっきり。

 

ホームセンターに走ってダニ除けシートやスプレーを買ってきてくれた従兄弟もいました。
近所に住んでいる親戚が「これが乾いたら、圧縮袋に入れて収納してあげるからね!」と言っていました。

幸い、子供は薬を塗ってもらったら痒みも翌日にはおさまり、とりあえず落着したのですが。

 


色々な意味で『老い』を感じ、もっと親や周囲の高齢者を気遣わなければならないな、と思わされた一件でした。

しかし、同じ座布団に座っていたのになぜ大人たちは大丈夫だったのだろう、という疑問が湧きました。

皮膚科の先生によれば「赤ちゃんのお肌は美味しそうな匂いがしたのかもね」とのこと。


それが細胞の若さというものなのかな、とちょっとだけ羨ましくもなりました…。